
「・・・なんでこんなことんなったんやろなぁ・・・」
「全部『発生』に書いてある通りやけどな?
まだちょぉ足らんとこあんねや。
分かるか?」
「すぐに風化する様なネタは使うんやない」
「・・・・・・」
「あんな、落ち着いて聞き」
「ハッキリ言うのは酷やいうんは分かっとるけどな。
お前は制作者さんには微塵も愛されとらんのや」
「・・・にも関わらず制作者さんがお前を何度も描いてるのはな。
ヒトエに描くのが簡単だからなんや」
「・・・・・・!!」
「最初ん頃はチィっと事情が違ったんや。
そん頃は制作者さんは『アホなモン思い付いたなぁ〜』くらいにしか思ってなかった。
でもせっかく思い付いたんやから言うてお前使ってディフォルメの練習したんや。
だからお前の頭身はドンドン下がって今の三頭身くらいになったんや」
「・・・・・・」
「なんやかや言うてお前の身体は一応最低限人間の形しとるからな。
首は無いが」
「−−−」
「お陰であおりの構図が難しくてタマランと制作者さんは言うとる。
自業自得やっちゅうねん」
「・・・・・・・」
「今もな、お前が喋らんからこの会話書きにくくてタマラン言うとる。
なんもかんも自業自得やっちゅうハナシや。
せや、お前自分が喋らん理由知っとるか?」
「これもやっぱり練習や。
表情やセリフを使わずに仕草や漫符でどれだけのことが出来るか、っちゅうな。
な、これだけ聞けば案外ちゃんとした理由やろ?」
「。」
「でも、大ウソや」
「!?」
「いや、一応、一応はな、その通りなんよ。
でもな、この制作者さん、すぐに気付きよったんよ。
『うわ、コイツ描くのスゲェ楽っ』てな」
「・・・四色ありゃ描けるくらいやしな」
「!!」
「だから制作者さんはちょっとトップ絵の更新停まったりしたらお前を描いたりしたんよ。
凝ろうなんて思わんからチョイチョイと描けるし。
どんな目に合わしても良心痛まんからネタには困らんし。
・・・なにより何故かお客さんにウケが良かったしな」
「・・・」
「そのせいでこんなページ作るハメになるとは夢にも思って無かったみたいやけどな・・・」
「まぁなんやかや言う前にな。
鏡見りゃ分かるやろ?
多少なりともお前に愛情注いでるならな、もうちょいデザインどうにかしとるって。
もう、徹底的に楽に描くことだけ考えてお前は描き続けられたんよ。
そこに愛情なんざ、な?」
「・・・・・・」
「・・・」
「・・・・・・うん」
「・・・」
「・・・・・・まぁ」
「儂も鏡は見たないけどな・・・」
「・・・・・・」
「ちなみにな」
「儂は三色で描けるねん・・・」
「ブラウザの『戻る』で戻って欲しいんやけど。
そこには儂はもう居らんねんなぁ・・・。
お別れやな。
ん?
オチ?
なんやソレ、儂そんなモン知らんで?」